漢方薬:葛根湯

これから少しずつ漢方薬について書いていこうと思っています。
前にテレビで 中国人が日本で購入するものとして 漢方薬が挙げられていました。
日本の漢方薬は質がいいからと 中国の方が答えていました。
婦人科では更年期でよく漢方薬を使用しますが、そのほかにもたくさんの漢方薬があります。
日本では質のいい漢方薬が手軽に利用できますのでうまく取り入れて健康を保ってください。
まずは
1番の 葛根湯から。
葛根湯には風邪のイメージが強いのですが、そのほかにも効能効果があります。
効能効果:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
成分:
•葛根(カッコン)
•麻黄(マオウ)
•桂皮(ケイヒ)
•芍薬(シャクヤク)
•甘草(カンゾウ)
•大棗(タイソウ)
•生姜(ショウキョウ
風邪にはひきはじめにこれを飲むと効果があります。
更年期の方で 肩こりがひどい人にもおすすめです。効果がある人はとてもいいようで、ずっと内服されている方もいらっしゃいます。
味は 生姜と桂皮(ニッキ)が入っているので 少しさわやかな感じがします。
あまり苦くはなく漢方薬の中では飲みやすいの方だと思います。
体力のある人向けなので 体力のない人には向きませんし、汗がかきやすい人にも向きません。
うちのナースのSさんは 葛根湯があってるようで、風邪のひきはじめにはよくこれを飲んで風邪を治しています

私もあまり体力ないのですが、さすがに風邪のひきはじめにはこれを飲んで寝ることにしています。飲むとしばらくして 体温が上がってきて汗をかきます。
今夜も仕事忙しくて肩がこってるので葛根湯を飲んで寝ます
